ペネロペとクラシックコンサート鑑賞デビュー!「はじめてのクラシックコンサート」開催しました
昨年12月23日(水・祝)、「ペネロペといっしょ~はじめてのクラシックコンサート~」が開催されました。
コンサートは「小学生未満のお子様の入場NG」というケースも多いですよね。
今回のイベントは、「お子さんだからこそ、生音の魅力に触れてみてほしい」ということで、年齢制限を設けていません。
0歳から大歓迎!騒いだり、泣いたりはお互いさま!
周囲に気兼ねすることなく、お子様のクラシックコンサートデビューの機会として親子で楽しめる音楽イベントです。
※7月、8月にも開催決定!詳細は下記特設ページをご参照ください。
独り身ですが、行ってきました
私が伺ったのは、午前の部。
会場の豊島公会堂は、小さなお子さんと親御さん、おじいちゃん、おばあちゃんたちで溢れていました。
入口では、お子様にペネロペの仕上げ用歯ブラシをプレゼント。
子どもを連れているかのような表情で入場してみたんですが、
歯ブラシ、私はもらえませんでした。
受付のお姉さんの「見抜く力」に感服です。
物販スペースも大盛況!午前の部だけで、売り切れてしまいました。
開演時間間際に席に着いたのですが、その時点での客席はご覧のとおり。
すごい・・・全然座っていない・・・
撮影スポット、物販コーナー、お手洗い、その他。
ありとあらゆるところに旅立ちっぱなしなのです。
ここは、私が生活している世界とは全く違うのだということを目の当たりにしました。
本当に開演するのかしら・・・いささか不安になってきます。
席でソワソワしながら待っていると、後ろの席にいらしたママ友さんたちがこんな会話をしていました。
「0歳からオッケーって、いいよね」
「私ぜんぜんクラシックとかわかんないんだけど、でも生音って、いいよね」
小さなお子さんを連れていける場所って、本当に少ないんだな・・・としみじみ感じました。
コンサート、スタート!
会場はまだざわついていましたが、「ペネロペうっかり楽団」のみなさんが登場し、演奏スタート。
ドレスアップした演奏家のみなさんを見たお子さんの、「わあ、おひめさまみたい!」の声にほっこりします。
コンサートは2部構成。
第1部はモーツァルトなどポピュラーな作曲家の曲を演奏する「クラシックコンサート」パートです。
1曲目「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」の演奏が終わると、お姉さんとペネロペも登場。楽団のみなさんは、ご自身が演奏するフルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの紹介をしていきました。
各楽器の音色の違いや、豆知識も披露。
「フルートは金属でできているのに、なんで木管楽器なんだろう?」といったお話には、親御さんたちの「へぇ~」という声が響いていました。
(トランペットやトロンボーンなど、口唇を震わせて吹くのが金管楽器、それ以外は全部木管楽器なのだそうです)
1部の後半では、ペネロペも「わたし、ラッパ吹けるよ!」ということで演奏に参加。
3歳とは思えぬ腕前でありました。
楽団のみなさんのトークと10曲の演奏を終えると、15分の休憩に入ります。
第1部、全部で約30分です。
短いのでは!?とおどろきますが、それが妥当な時間配分であることは、会場にいるとよくわかりました。
終始、どこかで誰かが泣いているのです。
演奏のため少しライトが暗くなっただけで、「こわい」という声が挙がります。
ペネロペの姿が消えたとたん、集中力が切れてしまう子もいっぱい。
このタイミングで休憩が入るのも、「0歳から歓迎」のイベントならではですね。
休憩を終えると、第2部の「音楽会」パートがスタート。
クリスマスソングを中心とした生演奏に合わせ、手遊びや手拍子で一緒に参加できます。
衣装チェンジを終えた楽団のみなさんの演奏に合わせ、お姉さんが歌って踊ります。
知っている曲だからか、お子さんたちも心なしか、第1部よりも演奏を楽しんでいる様子。
お子さんたちがいちばん楽しんでいたのは、「赤鼻のトナカイ」でしょうか。
オリジナルの振りつけをその場でお姉さんがレクチャーし、みんなで踊ります。
「お父さん、お母さんも一緒に!」という声かけもあったのですが、私は羞恥心を拭いきれず、席に座ったままじっとしておりました。
そもそもお母さんじゃないですしね・・・歯ブラシもらえませんでしたからね・・・。
それにしても一度の練習ですぐに覚えてしまう、お子さんたちの記憶力には目を見張りました。その記憶力、取り戻したい。
その後数曲の演奏があり、約1時間半の公演は終了。
拍手しながら「上手だったね~」とお母さんに話しかける後ろの席のお子さん、かわいかったなあ・・・。
2016年は『うっかりペネロペ』放送開始から10周年!
最初から最後までにぎやかな会場でした。
泣いたり、騒いだり・・・駄々をこねるお子さんを連れて、会場から退出される方もたくさんいらっしゃいました。
それでも、お子さんたちはペネロペが登場すると泣きやんだり、「ペネロペだ!」と歓声をあげてくれるのです。
キャラクターの持つチカラってすごいな、と思います。
ペネロペを通じて、毎日の育児に奮闘するママ・パパにエールを贈ることができたら、うれしい限りです。
さて、そんなペネロペも2006年のアニメ初放送から来年で10年です。
このコンサートには「10周年企画 第1弾」という側面もあり、チラシなどにはかわいらしい10周年ロゴを入れていたのです。
コンサートのほかにも、10周年を彩るグッズの発売やイベントなどを計画しています。
ペネロペのWEBサイトにて、随時情報発信中!
3月8日に公式Instagramもスタートしましたので、そちらもあわせて、ぜひチェックをお願いいたします。